デビットカードとは?世界で一番使われてるカードを日本人が持たない理由

デビットカードとは?世界で一番使われてるカードを日本人が持たない理由

「聞いたことはあるけど実はあまり知らない」という人が意外と多いデビットカード。これからはクレジットカードよりデビットカードという時代がくるかも。「まずはこれだけ知ってれば大丈夫」というデビットカードの基礎を紹介します。

デビットカードとは?

デビットカードはお買い物や食事のお会計に使えるカードです。
クレジットカードとは違って、支払いをしたその場で銀行口座からお金が即引き落としされるのが最大の特徴です。

デビットカードは、銀行などの金融機関が発行しています。お店やレストランはもちろん、ネット通販や公共料金の支払いにも利用できます。

海外ではクレジットカードよりデビットカードが普及していることが多く、日本でもクレジットカードや電子マネーの発行数は伸び悩んでいるものの、デビットカードの発行数は徐々に増えています。今後さらに需要がのびていくことが予想されます。

デビットカードにはクレジットカードのような入会審査がないため、誰でも気軽に作れます。新しく口座を開設しなくても、今もっている口座にデビットカードを発行してもらうことも可能です。

作り方(申込方法)

デビットカードを発行している銀行に出向いてもいいのですが、今はネットでの申し込みが主流です。申込みは5~10分程度、デビットカードは通常3日~1週間ほどで郵送されてきます。

デビットカードを作るのに必要なものは?

免許証、パスポート、保険証などの身分証明書。
(できれば顔写真つきのものを用意)

口座開設には年齢と住所を確認するため、身分証明書が必要です。最近では身分証明書の写真を撮ってアップロードすればよいという金融機関が増えています。また、カード受け取りを本人限定受取郵便にすれば、申込時に身分証明書を送る必要はなく、受け取り時に配達員に見せるだけですむ場合があります。

既に口座を持っている銀行に申し込むと、手続きが簡単です。

使い方(利用方法)

カードが手元に届いたら、まずはサインをして暗証番号の登録を行います。
(利用開始手順は各社異なることがあります)

利用方法はクレジットカードとほぼ同じですが、店員さんに

VISAデビット(JCBデビット)で

と伝えるとスムーズです。
ただ単に「デビットで」と伝えると、Jデビット扱いとなってしまい「使えません」と言われてしまうことがあります。

もしも、「支払い回数は?」と聞かれたら

1回で

と答えてください。
デビットカードなら一回払いがあたりまえなのですが、店員さんによってはデビットカードとクレカの違いをわかってない場合があります。

ICカード対応店では、カードリーダーにカードを差し込んだ後(タッチするだけでいい場合もあります)表示される金額をチェックし、暗証番号(PINコード)を入力します。金額によっては暗証番号の入力が不要の場合もあります。

みんながもってるデビットカードは?

有名どころのデビットカードをスペックとともに、いくつか紹介しておきます。

 

ジャパンネット銀行デビットカード(JNB Visaデビット)

●利用でJNBスターポイントがつく
●年会費・発行手数料無料
●審査なし

年会費 0円
国際ブランド VISA
ポイント 500円につき1JNBスター
(1JNBスター=現金1円)
オススメ度 ★★★★★

 

GMOあおぞらネット銀行VISAデビット

GMOあおぞらネット銀行VISAデビット 利用額の0.6%キャッシュバック
●年会費・発行手数料無料
●審査なし

年会費 0円
国際ブランド VISA
ポイント 業界最高水準の還元率(2018.10現在)
VISAのタッチ決済に対応(一定金額まで暗証番号の入力不要)
オススメ度 ★★★★★

 

三菱UFJデビットカード

三菱UFJデビットの種類

三菱UFJ-JCBデビット 三菱UFJ-JCBデビット

・1,000円(税込)の利用につき1Oki Dokiポイント付与
・還元率:0.3%〜0.5%相当

※MyJCBへの登録要
・入会費初年度無料、2年目以降は1,080円(消費税込)
※2年目以降も以下いずれかの場合は年会費無料
①前年度1年間の利用額が10万円以上
②23歳以下(カード有効期限月の翌月1日時点で23歳以下)
不正利用補償付帯
海外ショッピング保険付帯(国内ショッピング保険の扱いはありません)
海外旅行保険、国内旅行保険付帯

三菱UFJ-VISAデビット 三菱UFJ-VISAデビット

・1,000円(税込)の利用につき2円キャッシュバック
・還元率:通常0.2%(最大0.5%)

・入会費初年度無料、2年目以降は1,080円(消費税込)
※2年目以降も以下いずれかの場合は年会費無料
①前年度1年間の利用額が10万円以上
②23歳以下(年会費請求月の月末時点で23歳以下)
不正利用補償付帯
ショッピング保険(国内・海外)付帯

▼三菱UFJデビットのスペック

商品名 ・三菱UFJ-JCBデビット
・三菱UFJ-VISAデビット
ポイント還元 あり(三菱UFJ-VISAデビットは現金キャッシュバック)
ポイント付与内容 ・三菱UFJ-JCBデビット…1,000円(税込)につき1Oki Dokiポイント付与
還元率:0.3%〜0.5%相当

・三菱UFJ-VISAデビット…1,000円(税込)につき2円のキャッシュバック
還元率:通常0.2%(最大0.5%)

国際ブランド JCB、Visa(選択可能)
利用可能な場所

・国内外のJCB、もしくはVisa加盟店
(ネットショップ含む)
・「JCB」および「Cirrus」のマークがついた海外ATM(JCB)、もしくは「VISA」「PLUS」マークのある海外ATM(Visa)で現地通貨の引き出しが可能

利用対象者 ・三菱UFJ銀行に口座を持っている
・15歳以上(中学生をのぞく)
・日本居住者
年会費 通常年会費1,080円(税込)※初年度は無料
・条件を満たせば2年目以降も年会費無料の措置あり
支払い方法 原則、即時引き落とし
支払い回数 1回
限度額 普通預金残高か、自分で設定した限度額のどちらか低い方
保険・補償 三菱UFJ-JCBデビット
・不正利用補償
・海外ショッピング保険(国内ショッピング保険の扱いはなし)
・海外旅行保険、国内旅行保険

三菱UFJ-VISAデビット
・不正利用補償
・ショッピング保険(国内・海外)

メリット

審査がない

デビットカードは銀行口座と直結している即時決済型のカードなので、基本的にクレジットカードのような審査がありません

デビットカードは、「利用限度額=口座の残高」ですから、口座が開設できれば誰でも作ることができます。もちろん、クレカ審査に落ちたことがあるという人も自信をもって申し込んでください。

基本的に審査がないデビットカードですが、申込年齢が設定されています。15歳以上としているところが多いようですが、中学生は不可など金融機関によって条件が異なるので、申込み前に確認しておきましょう。

お金を使いすぎない

当サイトがデビットカード利用最大のメリットとして上げるのが、デビットカードは口座にお金が入っていなければ利用できないという点です。

デビットカードは、銀行口座のお金を直接使っているだけなので借金ではありません。ATMに行ってわざわざお金をおろす手間が省ける上に、使いすぎてあとで返済に困るなんてことがありません。

クレジットカードやキャッシングは支払いが後回しになるため、ついつい予算以上にお金を使ってしまいます。普段の生活はデビットカードを利用して即払い、大きな買い物はクレカで分割払いやボーナス払い、といった使い分けがとても大切です。

デビットカードを使って、お店でお買い物ついでにお金を引き出す「キャッシュアウトサービス」が2018年4月~スタートしています。

また、使ったお金をWebやアプリで照会したり、利用制限をかけたりといった管理が簡単にできます。

高校生(15歳以上)でもカードが作れる

クレジットカードは18歳、カードローンは20歳以上というのが基本ですが、デビットカードは15才から作れるものが多いのが特長です。そのため、留学するお子様に渡すカードとして、とても重宝されています。

 

申込年齢 デビットカード名
満15歳以上 ・ジャパンネット銀行デビットカード
住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカード
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)
15歳以上 GMOあおぞらネット銀行VISAデビット
15歳以上(中学生を除く) 三菱UFJ-JCBデビット
三菱UFJ-VISAデビット
・スルガ銀行
18歳以上(高校生不可) ・イオンデビットカード

キャッシュバックやポイント還元サービスがある

あまり知られていないのですが、デビットカードにもクレジットカードと同じようにキャッシュバックやポイント還元といった特典がついてるカードがあります。

これを知って私も、現金派からデビットカード派に転向しちゃった。

「デビットカードを使うよりクレカを使う方が得だから」という理由でクレカしか持ってない人は、一度デビットカードの特典をチェックしてみてください。

現地通貨に両替する手間が省ける

現地通貨への両替は不要

出張や旅行で海外に行く場合、現地通貨に両替するのって結構面倒ですよね。余ったお金を使い切るのに、無駄な買い物しちゃったり。

でも、デビットカードさえ持っていれば、わざわざ現地のお金を用意しなくても大丈夫です。現金が必要になれば現地のATMで引き出したり、国によってはお店で支払いをするときに現金を受け取ることも可能です。

とくにヨーロッパでは、クレジットカードよりデビットカードの方が普及してる国が多く、「キャッシュNG」「クレカNG」なんてお店もあるので、デビットカードは必須です。

デメリット

分割払いやリボ払いができない

何度も言うように、デビットカードは「利用=銀行口座引落とし」となるため、分割払いやリボ払いはできません。もちろん、キャッシングやカードローンのように一時的にお金を借りることもできません。

使えないお店がある

VISAなど国際ブランドがついてるデビットカードであれば、本来どこでも使えるはずですが、高速道路など一部利用できない所もあります。

また、金融機関によっては利用限度額の制限や国外での利用にプロテクトをかけてる場合があります。これらの制限は会員メニューで解除(変更)することが可能ですから、一度チェックしておきましょう。

クレカよりポイント還元率が低い

クレジットカードに比べてデビットカードはポイント還元率が低いようです。これは、クレカは加盟店から利用料を徴収したり、キャッシングの金利で収入を得ているのに対し、デビットカードには収入源がないためです。

とはいえ、自分の口座のお金を使ってるだけなのに少しでもキャッシュバックやポイントサービスが受けられるのであれば「お得」ですよね。

還元率が高いデビットカード

・GMOあおぞらネット銀行デビットカード
※一般的なクレカの還元率0.5%に対して、GMOあおぞら銀行デビットカードの還元率は0.6%

国際ブランド(VISAとJCB)とJ-Debit

国際ブランド

クレジットカードについてる「VISA」とか「MASTER」のマーク。あれが、国際ブランドです。例えば、VISAと提携しているデビットカードをもっていれば、VISAが使えるお店で利用可能です。

現在、日本で発行される国際ブランドつきのデビットカードは「VISA」または「JCB」のどちらかです。VISAは全世界で加盟店が非常に多いのが特長ですが、JCBは日本以外(とくにヨーロッパなど)は使えないお店が多いのが現状です。

VISAかJCBが選べるデビットカード

・三菱UFJデビット

J-Debit(ジェイデビット)

J-Debitは銀行などの金融機関が発行しているキャッシュカードをそのまま使って、決済するサービスです。わざわざ新しいカードを作る手間が省けるというメリットがありますが、国内限定のサービスなので海外では利用できません。

また、J-Debitは利用できる時間帯が金融機関ごとに決まっていて、いつでも使えるわけではありません。

クレジットカードとの違い

「クレジットカードとデビットカードの大きな違い」はというと。

デビットカード:即時払い「自分のお金を使う」
デビットカードの仕組み

クレジットカード:後払い「一時的に借金する」
クレジットカードの仕組み

いつ払う?

デビットカードを利用すると、その場であなたの銀行口座からお金が引き落とされます。もちろん、支払はこれで完了おわりです。

一方、クレジットカードは月に一回の決まった返済日に、一か月分の返済をまとめて行います。つまり、クレカを使ったときは一時的にカード会社に借金をしたことになります。

与信審査

デビットカードを作るときは、口座開設をするだけで審査がないのが普通です。

一方のクレジットカードは、「この人にカードを発行していいか」「限度額をいくらにするか」「キャッシング枠をつけるか」といった審査が行われます。過去に金融トラブルを起こした人(金融ブラック)は一定期間をおかないと新しいクレジットカードが作れません。

何歳から作れる?

デビットカードは15歳から発行できる場合が多いのですが、クレジットカードは原則18歳以上です。

海外に行くなら?

デビットカードもクレジットカードも海外で使えますが、ヨーロッパの一部の国では「クレジットカードNG」というお店が結構あります。また、国によっては(代表的なのはオーストラリア)カード会社に支払う手数料をお店がお客に請求することができるので、クレカで払うとちょっと損することがあります。

現地でのお金の引き出しについては、デビットカードは自分のお金を引き出すだけなので利息は発生しませんが(100円~200円程度の手数料が必要な場合あり)、クレジットカードはキャッシング、つまり借金なので利息が発生します。引き出す金額には制限があります。

今もつべきデビットカード比較

たくさんありすぎて、どのデビットカードを選べばいいかわからない。せっかくなら得するデビットカードを作りたいという人のために代表的なデビットカードの比較表を作りました。

 

  年会費 申込年齢 ポイント還元率/キャッシュバック(CB) 
JNB Visaデビット 0円 満15歳以上 0.2%(CB)
三菱UFJ-JCBデビット 初年度無料
2年目以降1,080円(税込)
※条件付無料
15歳以上※中学生不可 0.3%~0.5%相当
※交換商品により、還元率は異なる
三菱UFJ-VISAデビット 初年度無料
2年目以降1,080円(税込)
※条件付無料
15歳以上※中学生不可 基本0.2%、最大0.5%(CB)
住信SBIネット銀行Visaデビット 0円 15歳以上 0.6%
Sony Bank WALLET 0円 満15歳以上 0.5~2.0%(CB)
SURUGA Visaデビットカード 0円 15歳以上※中学生不可 0.20%(CB)
イオンデビットカード 0円 18歳以上※高校生不可 0.5~1.00%
SMBCデビット 0円 満15歳以上※中学生不可 0.5%
0.25%(CB)
※どちらか選択
楽天銀行デビットカード デビットカード(JCB)…0円
ベーシックデビットカード(Visa)…0円
シルバーデビットカード(Visa)…2,160円
ゴールドデビットカード(Visa)…5,400円
16歳以上 JCB1.0%
Visa1.0%
りそなデビットカード 0円 15歳以上 0.50%
GMOあおぞらネット銀行VISAデビット 0円 15歳以上 0.60%

銀行口座をそのままお財布にいれてるような感覚で使えるデビットカード。リボ払いやキャッシングの返済に苦しんだことがある人、これからはクレジットカードよりデビットカードを使ってみませんか?キャッシュレス、そして国際化が進む日本でもこれからはニーズが拡大すること間違いなしですよ。

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